こんばんは。世界太郎(仮)です。
みんな!RADWIMPSの新アルバムを聴いてくれ!
曲の歌詞を見るだけでもいいから!
このアルバムには10の曲が入っている。
アルバムのバックグラウンド
10年前、東日本大震災が起きましたね。
RADWIMPSのボーカルの野田洋次郎さんはこれを受け、毎年*13月11日*2に新曲を発表してきました。
それをまとめたアルバムがこれです。
売上金は全額寄付されるそうで。
それぞれの曲の歌詞には、いろんな思いが込められているのを感じました。
痛み、苦しみ、怒り、やるせなさ、寂しさ、諦観、
希望、絶望、回顧、決意、空虚...
震災と僕
僕は被災者ではないです。
当時はテレビでただ眺めていただけでした。
上京して被災した友人に話を聞いた。講義で被害状況を学んだ。インターネットで家が流される映像を目の当たりにした。
「わぁ…大変だったんだな…」
そうは思っても、震災の惨状を知ろうとしても、知らなくちゃと焦っても、
どうしても未だ「結局他人事」という感覚が頭の片隅に引っ掛かっています。
被災者ほどの危機感や喪失感は持てていないはずです。
それはやっぱり、多分当事者じゃないから。
持論ですが、人は経験することが一番の学びになると思っています。
経験しなかった僕は、経験者の半分も学べていないでしょう。
歌詞たちと震災と僕
そんな中でRADWIMPSの曲を聴くことは、多少なりとも僕に学びの機会を与えてくれました。
以下少し抜粋。
原発が吹き飛ぼうとも 少年が自爆しようとも その横で僕ら 愛を語り合うもうすぐ滅ぶというのに 明日は晴れると言うから「それじゃあ まぁいいか」と 目覚ましをかける そんな僕らの日々
(「あいとわ」 より)
時が経つに連れて徐々に水底にゆっくりと沈んでいくかのように君の顔もおぼろげになっていってしまうのはなぜ
(「世界の果て」 より)
いたずら好きにも ほどがあるよ隠れるのに飽きて 何も言わずに家路へと着いた 気まぐれっ子のように あなたは消えたの?あなただけ一人あの時のまま日々歳を重ねる私を笑うでしょ帰って来ようにも街も人も変わってたどり着けない?「もういいよ」 そろそろさ顔を出しても「もういいかい」 このまま忘れちゃっても?せめて返事だけでもくれたりはしないかいどうだい? もういいかい?
(「かくれんぼ」 より)
烏滸がましいかもしれないけど、
少しでも「彼ら」の思いを知れたような気がします。
余談ですが、一部の歌詞は実際に被災した人々の手紙から持ってきたりもしてるそうで。
まあつまるところ、「震災学習」にもなるし(身も蓋もない言い方で申し訳ないです)、
純粋に音楽としても粒揃いなので、
みんな!RADの新アルバムを聴こうぜ!
YouTubeにMVもあります。そっちも深い。特に「春灯」。
よろしくです。
ところどころ失礼に当たる表現があったかもしれないけど許してください。