あけおめ。
世界太郎(仮)です。
1年経ったのに(仮)が取れないしもはやこれも名前の1つになってしまいそうな勢いです。
2022年が始まったので抱負を考えなきゃなーと思っていて、5秒で考えた抱負が「動」でした。
なんでって?
2021年に引きこもりすぎてイベントがほぼ無かったからだよ。
「出」とか「外」でもよかったね。
まあアクティブにってことです。
とりあえず元旦に初詣に行きました。
まあ自分からじゃなく後輩に誘われてだったんですが。
「うーん…」ってなったけど、抱負を思い出して動いた次第です。
どんだけ腰重いんだよ。
ところで、実は僕は人生で初詣に行った経験が今回を含めても3回しかないです。
最も大きな理由は正月のTV番組を見たいからですね。
テレビっ子なのに高校生までは正月期間に親の実家にキャトルミューティレーションされてあまり観れなかったんですよね。
その反動で大学以降家から出られなくなりました。
うーん、怠惰…
実はもう1つ初詣に行かなかった大きな理由があります。
それは人生で2度目の厄年を迎えた年のことでありました…
自分は大学院まで進学していた関係上、ニュートラルに「24歳、学生です」が言える立場にありました。
そしてその立場にいる男性諸君の多くが、本厄を学生時代に迎えることとなります。
さらに言えば、順当に行くと本厄に就職活動をする羽目になるわけです。
厄年に就活…
人生で一番憂鬱だろうと思っているイベント(実際そうだった)なので、「運が悪かった」で済ませたくないという切実な願望。
未経験だが、先輩方が楽しそうに話していたからちょっとだけ出てきた「厄払い」への興味。
この2つが重なった結果、僕は同じ大学の友人に「厄払いに行かないか?」と誘うことになったわけです。
彼も興味があったそうで、正月の午後に行く約束が無事締結されました。
え?なんで午後かって?…ははーん、さてはそこの君、大学生になったことがないね?
大学生はね、午前に起きられないんです。
そうして僕と友人は初詣に向かいました。
手段はバスです。
自転車は持っていたものの、行きたい神社が山の上(正確には中腹くらい)だったし、自転車で行くと片道2時間くらいかかっちゃうためです。
厄払い自体はかなり貴重な経験ができて楽しかったですね。
護摩札をもらったり、神主さんに名前読んでもらったり、神社の奥のほうに入ったりしました。
清めの酒ももらいましたが、僕は酒が苦手なのでほとんど友人に飲んでもらいました。
友人は「正月に理由付けて酒が飲める!」みたいな感じで喜んでました。
さて、そんなこんなで厄払いを終えて、バスで帰る時間になりました。
友人があらかじめ終バスの時間を調べてくれていたため、時間前にバス停に着くことができました。感謝。
確か17時過ぎくらいだったと思います。
やっぱ山の上だから寒いねーなんて話をしながら最終バスの到着予定時刻から5分過ぎたころ、バス停の前の駄菓子屋のおっちゃんに声をかけられました。
おっちゃん「君らバス待っとるんか?」
僕ら「はい、そうです」
おっちゃん「バスもう行ったで」
僕ら「……………はい?(杉下右京)」
どうやら正月は時刻表が特殊になるようですね。
僕ら「ではどうすれば?」
おっちゃん「山麓のバス停まで歩くしかないね」
僕らは教訓を得ました。午後に初詣に行くのはやめよう。
果たして、2人して徒歩で下山することと相成ったのでございます。
はぁ~
街灯もねえ! 白線もねえ! 側溝蓋無くダダ開き!
山道の! 幅狭く! 車が頬まで10cm!
対向車! 逆光で! 友人が溝に足外す!
神がねえ! 仏もねえ! 弱音が頭をぐーるぐる!
俺らこんな正月嫌だ~~~…
なんで1月1日からクソ寒くクソ暗い山道を車に怯えながら徒歩で下山しなければならないのか。
僕と友人は陽気な性格なのでまだなんとか会話で誤魔化すことができましたが、1人なら無言で下山していたと思うと恐ろしかったですね。
1時間ほどかけてなんとかバス停にたどり着くことができました。
厄払いってクーリングオフできるんですかね?
というわけで、初詣にトラウマを抱えた、というのが2つ目の理由でございました。
笑い話に昇華できる性格でよかったです。
皆さんも有事の公共交通機関には気をつけましょうね!
世界太郎でした。
あとがき
今年の初詣で初めておみくじを引きました。
やったぜ。